新井でも停車時間が少々ありましたが、次の二本木でも列車交換のため停車時間が長くなっていたので降りて観察、ホーム発着方にある待合室が印象的です。
二本木駅はスイッチバック駅で、少し長めに停車する列車が多いようです。スイッチバック駅といってもこの先松本方面の篠ノ井線姨捨駅や土讃線坪尻・新改駅のような勾配が原因のスイッチバックではなく、専用線分岐のため平坦部に作られています。となると花輪線十和田南駅が思い浮かびますが、完全折り返しスタイルの十和田南駅とは異なり、二本木駅は通過も可能な線路配置になっています。スイッチバック駅も奥が深いな。
白く塗装されたレール製の支柱に黒い屋根、キッチリ塗り分けられた待合室がいい雰囲気です。
この待合室は昭和10年3月竣工でした。
島式ホームで発着方向かって左が長野方面、右が直江津方面になります。
昔ながらの看板ですね。
振り返ってホーム終端側、上屋がズラっと並んだ姿は壮観です。
他の地区に比べて支柱が太い気がします。
雪深いので強度を持たせているのでしょうか。
ホーム上にはトラス型架線中が残っていました。この部分は上屋のレール方向トラスを少し逃がしています。
線路脇には煉瓦造りの危険物倉庫、ランプ小屋というのかな?
本線ではあるのですが、線路はだいぶ草に覆われていました。
まだ続きます。
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