熊山駅にやってきました。
ひと目で古い跨線橋であるコトがわかります。
刻印はありませんが鉄道院時代のモノですね。
階段下にトラスがあるのも古い証拠です。
駅本屋前には2スパンの新しい上屋があります。
一方で、2・3番線側の上屋はレール製、直線レールをガゼットプレートを使って組んでいます。
跨線橋階段上り口に刻印がありました。
明治45年だそうです。このタイプは明治から大正にかけてのスタイルですね。
上屋支柱は2本のレールを平板でつなぎ、最上部レール方向梁にレールを使ったスタイルです。
梁と垂直支柱の間は三角のガゼットプレートで接合しています。
姫路方には待合室もありました。
上屋と待合室のコンビで、資産管理票のほかにスレート管理票が2枚貼ってありました。
平成18年6月と平成19年9月、手前側の上屋部分と奥の待合室部分で分けて工事したというコトでしょうか?
資産管理票には昭和5年7月とあります。
まだ続きます。
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