常陸多賀駅2・3番線の仙台方上屋支柱はレール製ですが、架線中トラスを支柱代わりにしている部分もありました。
支柱とは別に架線柱があるのはよく見るのですが、ココまでシッカリと共用しているのは珍しい気がします。
基本の支柱は曲げを使わずに直線のままガゼットプレートを介して梁と接合しています。
レール方向に入れた梁は屋根梁との間に沿わせ、隙間を埋めるように屋根梁側に短い支柱を入れています。シンプルに見えますが結構ややこしいコトしてるな。
3番線外側には側線が2本あります。仙台方に....
上野方。その外側は駐車場になっていますが、以前は屋根のある貨物ホームがあったようです。
吊り下げ式の駅標は上屋が低いせいかミョーに天地方向が短くて細長く見えました。
1番線上屋は駅本屋と接合している部分にはトラスがあるようです。
吊り下げ式駅標は2・3番線だけでなく1番線も細長いタイプでした。
1番線も高さが確保できないためなのか、2・3番線に合わせたのかは不明です。
2・3番線上屋は仙台方までレール製なのですが、雨水パイプのせいでH鋼製のように見えますね。
凹屋根なので雨水パイプが屋根から直接降りてきています。コレが凸屋根だと屋根端の雨樋から支柱まで雨水パイプを斜めに走らせるために支柱接合部が見えて、H鋼製なのかレール製なのかが判りやすくなるんだよな。
とはいえ、雨水パイプは支柱の上野方に統一して取り付けられているようで、仙台方から上野方を見るとレール2本合わせであるコトが一目瞭然です。
2・3番線はレール製で支柱スパンも短いのですが、1番線はH鋼製で支柱スパンが長くなっていました。
まだ続きます。
コメントする
※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。