加佐登駅本屋に貼付されている建物財産標は明治24年12月となっていました。
随分と歴史のある駅本屋なのですね。1番線ホームもその頃からのモノなのかな?
今や無人で時計もない駅ですが、開業当初はもっと厳かな雰囲気だったのでしょう。
駅本屋出口は名古屋方を向いています。
外観や周辺も興味ありますが、いったん構内に戻って観察します。
駅本屋前は木製の支柱でした。
但し角材ではなく丸い柱です。角材にせず丸太を使ったのかな?
但し屋根梁は角材が使われていて、ガゼットプレートとブレスで補強されていました。
この補強は後付けなのかもしれません。垂直支柱に較べて屋根周りは不釣り合いなほどシッカリしているところを見ると、開業当初は梁も丸太だったかもしれませんね。
関西本線の建設は、国鉄ではなく「関西鉄道」だったようで、この地区の駅の雰囲気が似通っているのも頷けます。
跨線橋もこの地区っぽく、ムカシからある雰囲気ではありません。
ココでいったん構外に出ます。駅前には観光案内の類はなく、いきなり住居表示の地図です。
バス停はあるようですが、少なくとも人が集まりそうな店はありません。
まだ続きます。
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