千里丘駅にやってきました。

隣の茨木駅や前回ご紹介した摂津富田駅は明治から大正にかけての開業でしたが、千里丘駅は少し新しく昭和になってからの開業です。とはいえ戦前の開業で上屋はレール製と十分楽しめる駅であります。
基本は中央支持1本支柱なのですが、神戸方ホーム端は2本支柱となっていました。

両端支持のホーム内側のレールは1本のレールを大きく曲げ、そこに上屋中央付近のレール方向梁を乗せたようになっています。

千里丘駅は摂津富田駅とは異なり、レール底を合わせた一般的な支柱となっています。
ホーム端付近。ホームの基礎はコンクリート製で、ホーム上面のプレートが乗ったような形になっています。
1・2番線の神戸方ホーム端付近の上屋も同様の形になっていました。

大きく曲げた中央支持1本タイプの凹屋根上屋が続きます。美しいですね。

東京方場内、レールの曲がりは駅建設時にレールの引き回しに苦労した跡なのでしょう。

支柱は2本のレールの底を合わせ、隙間にプレートを溶接しています。

首都圏でも古めの駅で見かけるスタイルです。
時刻表、新快速は停まりませんが列車本数は多いですね。

ホーム嵩上げ前と嵩上げ後の姿がよくわかる側面です。

まだ続きます。

コメントする
※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。