日永を出た電車はあっという間に終着西日野に到着しました。
今はこの西日野が終着となっていますが、もともとは伊勢八王子が終着でした。従って「八王子線」、西日野から先が廃線になってから35年経ってすっかり終着駅らしく風化していました。
振り返ると乗ってきた車輌が方向転換の準備中でした。写真にヒトが入るとこの車輌の幅の狭さ、オモチャっぽさが際立ちますね。
ヘッドライトにしてもテールランプにしても何だか作れちゃいそうな気にさせる、不思議な雰囲気が一杯です。
駅は無人駅の様子、到着した電車に乗っていた係員さんがきっぷ自販機のシャッターを開けていました。
折り返し四日市行きはすぐに発車しますから、切符を買ってとっとと構内に戻ります。
線路は運行本数が多いようで錆も浮いておらず鈍い光を放っていますが、このヘロヘロ感はなかなかいい雰囲気です。
狭いのを承知で先頭車両に乗り込みます。日永で乗換易いはず。
発車してあっという間に日永に戻って来ました。内部方面のホームに移動しようと踏切を渡っていると既に列車がやってきていました。
さて、内部行きに乗ります。
乗ってきたモ264を先頭とする電車は四日市に向けて走り去って行きました。
内部までは5駅ほど、途中係員さんが切符自販機のシャッターを開けるためにせわしなく乗り降りしていました。途中泊駅で交換し、更に進むと留置車輌が見えてきました。
終着内部ですよ。続きはまた明日。
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Comments [2]
ろくろっくさん
こんばんは。
ナローといえば、下津井の残骸くらいしか目にした記憶がないのですが、なんだか不思議な空間に見えますね。それも現役とあらば...
ちょっと古めかしい車体に、ケバケバしくないソリッドカラーは結構おしゃれですね。
ぼうずさん
現役というのが嬉しいですよね。しかも吊り掛け、なかなか楽しめます。揺れ具合なんて初めての経験でありました。是非一度お試しあれ。
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