坂町駅の跨線橋を渡って駅本屋に向かいます。
通路の幅は4mほどでしょうか、黄色の点字ブロックは300角、茶色のタイルは200角だと思います。暖地であれば例えば四日市駅のように庇だけしか無いのでしょうが、さすがに寒冷地かつ雪国ですからポリカ製(?)の壁があります。
駅舎は鉄筋コンクリート造りで壁にタイルも貼られていて重厚な雰囲気です。部屋も沢山あるようですが、米坂線無煙化は昭和47年、荷物取扱廃止は昭和61年ですから、フルに活用されたのは10年足らずではないかと思います。ちなみによく見ると煙突がいくつか屋根に向かっていますね。上から見ると数本の煙突が見えるのではないかと思います。
調べてみると昭和38年竣工の駅舎なのですね。四日市駅は昭和34年末竣工だったはず、この時期に作った駅舎は平屋根鉄筋コンクリート造りというのがトレンドだったのかも知れません。
外に出て駅舎全体を記録します。
総2階の鉄筋コンクリート造りですね。柱で強度を持たせているようで窓が多く壁が少なくなっています。左手に煙突が見えますが、各部屋の排気はこの煙突に集められているのかもしれません。駅舎のフロアレベルは地面より高くされており、従って駅から出ると階段を降りるコトになります。
駅の向かって右手は坂町保線管理室の建屋となっていて観察し辛いので、左手側を中心に観察します。古いコンテナと朽ちたトタン屋根がいいカンジです。
振り返ると鉄筋コンクリートの無愛想な倉庫2棟、危険物倉庫でしょうか?。
地面が斜めになっているせいもあるのでしょうが、基礎が高いですね。積雪対策かな?
倉庫の奥、駅側には真新しい手摺が設置されていました。
昔ならば枕木かコンクリート+L字アングルか有刺鉄線でしょうね。
駅舎に戻ります。中央部分は階段でしたが、端はスロープになっていました。フロアレベルは地面+1200mm位かな。
階段の脇には木が植えられています。
スロープを上るとシャッターが下りた部屋があり。
錆びて使い物にならない、といったカンジではなかったので積雪期の雪かき対策の機器でも納まっているのでしょうか?
改札前は意外と幅が狭いです。奥行き8m、間口5m程度だったっけかな?
ただし右手には待合室がありました。
小さな駅ですと改札前にベンチとKIOSKや駅そばがありましたが、少し大きな駅になると待合室が分かれていてその中にKIOSKや駅そばがあったように思います。そうやって考えると駅舎って結構大きいのですね。
駅舎を出てホームに続く跨線橋階段手前には案内板があります。
国鉄時代っぽい気もするのですが何となく違和感があります。国鉄時代の案内っていえばこんなカンジなんだよな。
ええ、ミョーに字がデカイ気がするのですよ。そういえばこの跨線橋の渡りの部分って屋根が丸いですね。ふむ、記録できなかったな。
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