本編ではまだ府屋付近までしかご紹介していませんが、この日の目的地は鶴岡でした。
鶴岡駅は2面3線の典型的な線路配置で、左側にチラリと見えているのが1番線ホーム、この写真を撮っているのは2・3番線ホームです。降り立ったのは3番線、ちょっとだけ乗ってきたキハ47が見えていますね。村上駅に較べてホームが狭いようにも見えますが、コレでも幅は7m以上あります。
1番線ホームに移動したら改札前にこんなモノがありました。
観光地によくあるヤツ、名前はなんていうんだろう?こんなのが駅にあるというのも一昔前っぽくて微笑ましいです。
改札から構内に入って右手、跨線橋脇の通路です。
1番線ホームって結構広いんだよな。
改札入って反対側の左手、駅舎は結構大きくて部屋も多く、またホームへの出入口もいくつもあります。
それぞれに意味があるのでしょうがなんでこんなに多いのか、もしくはかつて必要としていたのか知りたいところですね。
駅舎の村上方はずれ、関係者専用外部連絡通路があります。この手の通路って貨物・荷物取扱時代の名残を残した駅には必ずありますね。
その右手、上の写真でポリカ波板の裏には貨物取扱ホームの痕跡があります。
今はスレート葺きの倉庫が建てられてしまっています。調べてみると貨物線は3線もあったようです。更にテルハもあったようなのですが、残骸を見つけることは出来ませんでした。
貨物ホームがあったあたりから2・3番線ホームを見てみると、途中でホーム屋根の構造が変わっている事が判ります。左手は村上駅同様にレール方向に組んだブレス構造の梁を介して屋根を乗せていますが、右手は支柱しかありません。
構造が変わる所を真横から。
左側新津寄りは柱・梁にレールを使っていますが、右側酒田寄りは梁は無く柱に角形鋼・H鋼を使っています。ひょっとしたらこの付近にテルハがあって、テルハ撤去の際にホーム屋根も作り直したのかもしれませんね。
1番線の屋根構造も記録しておきます。手前側の両屋根に対し、奥は片屋根となっています。
片屋根部分は駅舎のほぼ横から始まっているので、駅舎を改築した際に古いホーム屋根を撤去して新作したのかも知れません。ちなみに現在の駅舎は昭和53年竣工のようです。
この部分を反対側・改札に近い側から見てみます。
右側はレールを使ったブレス構造の梁がありますが、左側はH鋼(I鋼?)が使われており、駅舎寄りは後で何らかの手が加えられている事が判ります。このあたりにテルハがあったのかな?。
まだ続きます。
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Comments [2]
とりのさんぽさん
テルハの可能性、高いですねぇ!
ぼうずさん
郡山ほどとは言いませんが、もう少し判り易い形で残っていてくれれば萌えるのですがねぇ。まぁ不要なモノを残しておくと色々と問題があるのでしょうね。
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