飯田橋駅観察1[13年4月休日の駅観察18]

飯田橋駅も古い構造を残した興味深い駅です。

信濃町、四谷、市谷は改装されてしまっていますが、飯田橋はまだいい雰囲気を残していました。



東京側から新宿寄りを望みます。

大きくカーブした特徴的な駅ですね。東京寄りを記録するのを忘れましたが、子供の頃はまだ飯田橋貨物駅が残っていて、車窓から屋根が見えたのを記憶しています。
東京寄り上屋支柱はH鋼製の新しいタイプですが、それも東口に降りる階段付近までです。

丁度階段の真ん中付近に新しい上屋と古い上屋の接続部分があります。

真中にあるのは古い支柱ですね。新宿寄りは上屋構造が明らかに異なります。

支柱はレール製、2本合わせでホーム側支柱は鋭く曲げられて上屋梁と接合し、軌道側支柱は緩く曲げられてやはり上屋梁と接合しています。

分岐した支柱の間にアングルを使って組んだトラスが通してあるのはこのエリア特有のスタイルですね。
トラスの中央付近から梁が出ていますが、レールを使わず背中合わせにしたアングルを使っていました。

ちなみに支柱から伸びた梁はレール製となっています。

ホーム中央付近でも2本あった支柱が1本にまとまっていたりと、結構忙しい構造ですね。

中央1本支持タイプの支柱はレールの間に鋼板を入れたタイプでした。

名古屋駅や秋葉原駅とは異なり、レールを使っているのは支柱がそれほど大きくないためでしょうか。
まだ続きます。

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