北伊予駅1番線宇和島方の貨物施設跡を観察していきます。
ホームが嵩上げされているのは跨線橋に続く通路のみで、もはや列車が停まらないホームや貨物ホーム付近は嵩上げ前の状態です。保守も殆どされていないようで草が生えて表面も荒れていました。
跨線橋の宇和島寄りにも少しだけ嵩上げされた部分があります。そういえばこの日の朝に3連の最後尾・宇和島方の車輌に乗って1番線に到着しましたが、このあたりに停車したな。
貨物線末端の車止めがあったと思われるあたりはゴミ捨て場のようになっていました。
事業車の隣に車庫があるコトから判るように、貨物線は2線あったようです。
ホームから遠い方の線路側にはホームは無く、構外と同じレベルが続いています。何となくバラストと舗装の境目のブロックが見えますね。
貨物取り扱いをしていたであろうエリアはちょっと広めです。この規模の駅だと半分くらいでもおかしくなさそうなのですが、最盛期は貨物取扱量が多かったのでしょうか?
外側の車止め付近からホーム側を記録、こんな角度ってなんか好きなんだよな。
では1番線ホームをもう少し宇和島寄りに進んでみましょう。
嵩上げ部末端には柵がありますが、嵩上げされていないところには柵が無いのをいいコトに進んでみます。
進んでいくと1番線側のホーム端・土留めは不明確になり、反対側貨物ホームは土留めがあるもののホーム端には木が植えられて事業車が隠れるようになっています。
貨物取り扱いをしていた頃はこのような形態ではなかったと推測されますが、一体どんな使い方をしていたのでしょうね。
先に進んでも変化ないので2番線側に移動してみましょう。跨線橋の上から松山方場内を記録。
単式ホーム2面2線なのですが、2番線ホームの周りは何とも違和感のある雰囲気です。松山方ホーム端をアップで確認してみると....
どうも3番線があったように思えて仕方ありません。今は雑草で覆われてしまっている緑の部分がポイント、2番線ホーム外側の不自然に舗装されている部分が3番線、と考えるとしっくり来る気がするのですよ。
まだ続きます。
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