下灘駅観察3[23]

下灘駅の駅本屋寄りの旧1番線は埋められているのですが、駅本屋前の通路部分は手摺もある通路になっていました。

埋める前に橋を掛けていて、埋めた後も遺構として残っているというコトでしょうか?



駅標、駅本屋側から駅標を見た側には列車は停まりませんから、裏側であるこちら側に表示する必要はありません。青春18きっぷの撮影時に一時的にこの裏側に表示してその後戻したところ、裏側への標記継続の要望が強かったために裏側にも駅名表示してある、とwiki先生が言ってます。

木製支柱に広い空、ローカル駅のお手本のような雰囲気です。

駅本屋に入って時刻表、1行1時間単位の表で何分に列車が来るかという標記に慣れちゃっていますが、そういえば少し前のローカル駅ってこんな標記が多かった気がします。

駅本屋を出て右手の貨物取扱施設跡、「跡」っぽくなくなってますがね。

駅本屋は極めてシンプル、可愛らしい本屋です。

もともとこの駅前の道が国道だったはず、宇和島方に....

松山方。

ワタシの地元千葉でも例えば君鴨トンネル付近のように、新道が出来た後に旧道を見ると貧相さに愕然とするコトがありますが、ここもそうですね。交通量はそれ程多くは無かったとは思われますが、それでも行き違いは大変だったでしょう。
構内駅本屋横は花壇跡が残っています。

すっかり野生化しておらず、多少は手が加えられているような雰囲気です。
松山方には風化しかけていますが何かの遺構がありました。

ほんの一時期ではありますがこの下灘駅が終着駅だった時期があるそうです。折り返し列車用の遺構なのでしょうか?
まだ続きます。

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