加佐登駅観察1[3]

河曲から加佐登にやってきました。ようやく日が昇ってきましたがまだ月が出ています。

「かわの」に「かさど」、読めなくないですがちょっと難しいですね。



加佐登でも列車交換です。朝の通勤・通学時間帯に入っています。

駅は2面3線ですが、上り列車は2番線を使うコトもあるようです。

1番線ホーム亀山方は嵩上げされておらず、ホーム高さは760mmとなっています。

その嵩上げされずに現在は使われていない部分の外側には通用口がありました。

貨物扱いしていた頃の搬出口のような雰囲気です。
2・3番線ホーム亀山方もやはり嵩上げされていません。

中央付近は嵩上げされているとはいえ920mmですから、コチラも760mmでしょう。
3番線外側には側線がありました。

自立式駅標、東海仕様です。

さて加佐登駅のハイライトの一つが2・3番線上屋です。

それほど大きな規模ではありませんが、太い板を使っています。
現在は優等列車も走っていませんから、2番線は上りとして使用されているようです。

気になって1982年の時刻表を引っ張り出してみると、この頃は寝台特急「紀伊」紀伊勝浦行のほか、特急「南紀」3往復、急行「かすが」2往復が走っていました。奈良行「かすが」の1本は紀州勝浦行「紀州」のほか、「平安」京都行も併結されるいわゆる多層建て急行で、なかなか楽しそうですね。
優等列車もさることながら普通列車も楽しくて、瑞浪?四日市、土岐市?亀山、高蔵寺?亀山といった電車に加え、奈良行DC快速や熱田発百済行貨物列車なんてのも時刻表に載っていて、当時の車輌で当時のダイヤを再現したら大変なコトになりそうです。いやまぁ日本全国どこでもそうでしょうけど。
まだ続きます。

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