駅入口の軒を多気方を背に記録します。
白壁と黒い柱のコントラストがステキですね。変に柱を塗装していないのもいいんだよな。
以前ご紹介したように列車は朝の時間帯でも1時間に2本程度ですから、時間はタップリあります。再び構内へ。上屋の軸組はこの地区では一般的なモノです。
改札向かって左手の吊下げ式駅標、「いっしんでん」ではなく「いしんでん」です。
駅本屋構内側には造り付けのベンチがありました。
この裏側、待合室の構内寄りの壁にも造り付けベンチがあるのですが、出口側の壁には移動式のベンチが置かれていました。
駅看板は1枚板に手書きです。
水戸線笠間駅も駅本屋が立派なのだからこの位の駅看板が欲しいところですね。
駅は少し高くなっていて階段がありました。
笠間もそうでしたが、明治から大正にかけての駅はこのようなスタイルが多いのでしょうか。
瓦屋根ですね。鼻隠しは無く、垂木の端が白く塗られています。
再び構内へ、撤去されていますが駅本屋から電線が敷かれていた跡があります。
付近には白い碍子があって、銅線が照明まで延びているというのが昔の駅では標準でしたね。
蛍光灯や無線アンテナなど最近の装備が取り付けられていますが、よく見ると軸組に配線を取り付けた跡が残っていたりします。
まだ続きます。
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